再婚相手の連れ子との関係 110608

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妻は子供を連れて、私と再婚をしました。
子供にとっては、突然に父親が変わったことに途惑いがあったことでしょう。

いろいろな問題も起こりました。

その問題を乗り越えた新しいお父さんからのお話でした。

『子供の実の父と母は毎日のように言い争いをしていましたが、
ある日、お母からお父さんとはもうこれ以上一緒にやっていけないから離婚するといわれ、
何が何だか理解できないうちに、お父さんがいなくなってしまいました。

そして又突然に新しいお父さんだよと言われ、何が何だかわかりませんでした。

父がいなくなり、たった一人の味方である母親をその人に取られたような思いがしました。

そのために、今まで大好きだった母のことも嫌いになり、
母を取った新しい父のことも嫌いになりました。
同時に母にはもちろん、新しい父に対しても何かと反抗をするようになりました。
自分の居場所が無くなったと感じた私は
周りの世界に対し、壁を作っていったのです。

それでも新しい父は私に対しいつも優しく接してくれました。
母も常に微笑みかけてくれておりました。

そうこうするうちに、以前は父との間で言い争いばかりして、怖い顔をしていた母がとてもやさしい顔をしていることに気が付きまし。

母にとって、新しい父は必要な人なのだ、ということを感じました。

私にとって母は大事な人です。
その母にとって、今の父は大事な人なのだということを感じました。

私も、母を通して父を認めることができるようになりました。
父は、私たち家族に安心と幸せを与えてくれていたのです。
そのことに気が付きました。

同じ屋根の下に暮らしていながら、
恥ずかしさが先に立ち、直接口から言えずに、手紙を書きました。
「お父さんありがとう。血がつながっていなくても本当の子供として育ててくれて。」

この手紙を受け取った時には、涙が止まりませんでした。

子供がわかってくれた。
自分の気持ちを理解してくれた。

そして子供は、
「これからは父や母に心配をかけないようにしよう。」
「感謝と恩返しをしよう。」と思って、毎日精一杯生きていきます。」
と言ってくれました。

私自身、親から引き継がれた命を大事にし、たとえ血がつながっていなくても、
子供を大事にし、妻を大事にし、家族を大切にしていきたい。

そのためにも、命のつながりに感謝して生きていこうと思いました。』

たとえ血のつながりがなくても、精神的なつながりがしっかりとできれば、
このようにお互いを認め合い、幸せな人生を歩むことができるのです。


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【行政書士】